明け方の空に


もう 何も見えなくなった夜空に
見えるはずのない答えを探していた

もう 何もかもまるで夢幻
生きてる感覚が薄れきって また目を閉じた

 

信じて歩んだ道を振り返ってみれば虚しいけどさ
この手でいつか必ず掴み取るものと 今向き合って目を開ければ

 

明け方の空に 鮮やかな光
進むべき道を確かに示してる
吹き抜ける風に 色づいた水面
鳥達の声がメロディーになる
迷いは全てこの場所に棄てて今を強く生きたい

 


そう 誰も思い通りには生きられない
だから抗う確実に来る終わりの時まで

 

昼間も見えないとこで人知れず努力していたんだよな
その瞳は陽の目を浴びる時をただ疑わず ひたむきに待ち続ける

 

真夜中の空に 星たちの光
それぞれの歴史 存在の証明
瞬いて消えたあの流星にも

長く壮大なストーリーがある
生まれた意味を知るために一生 命をかけ生きたい

 

 

たったひとつだけ ひとりひとつだけ
命を託されこの世に生まれた
たった一度だけ だけど一度だけ

誰より輝く

 

明け方の空に 彼方から光
どんな今までも どんなこれからも
君が望むなら間違いじゃないと
生きるものすべて 眩く照らす
最後の最期を笑って迎えよう 遠い旅路の果てに
遥かな空の果てに