存在比


孤独にすら置いていかれて 身震いした星の下
ただ一度の奇跡を待つ 旅の途中

 

瞬きすら憚られる 未知未踏の光景も
夢か現か 定かじゃなくて

 

先立つ感情は
持って生まれた途方も無い切なさ

 

君の声を聴かせてくれ あぁ笑える願い
世界の果てで見てきたものを一緒に描きたかった

 


徒然と過ごす五里霧中の日々
でもやがて悟った正しい道と同時にその長さを

 

こんな僕を許してくれ あぁ叶わぬ願い
世界の果てを見てきた星にいつから憧れてた
物語は移り変わる そしてすぐに終わる
残った時間で出来る事出来ない事を数えてた

 


明け方に雨風 誰が泣いているだろう
太陽に唄ってみるよ

 

僕の声は届いているか あぁその場所まで
遥かな海も 彼方の空もここから通じている
折に触れて思い出すよ だから寂しくないよ
世界の果てまで行けなかった僕とも
つながっている もうきっと逢えない存在


互いの存在に 必要な存在